証券ゼミナール大会

 12月8日と12月9日は、証券ゼミナール大会でした。大会前最後のゼミ以降、証券市場活性化チームと投資信託両チームは、先生から指摘された課題に対して、個別に先生の研究室で回答や、それに対する指導をしてもらったほか、プレゼンの最終調整をしました。

 大会までの間、それぞれのチームがパワーポイントや発表原稿の微修正や、相手チームの論文の最終確認、自チームの論文の不安箇所の最終確認などを、時間の許す限り行って、本番に備えました。迎えた大会当日、決して穏やかな気持ちではない中、会場へ足を踏み入れました。開会式が終わり、昼食を食べ終えていよいよ本番。プレゼンの開始を知らせるベルがなりました。1日目の日程が終了し、各自がさまざまな手応えを感じながらも、夜も2日目に備えて準備をしました。空からは冷たい雨が降っていました。

 2日目、これまで自分たちが準備してきたことを出し切ろう。そう心に決め討論に向かいました。12時間におよぶ討論時間は、長いようで短いようにも感じました。そして、いよいよ閉会式、ここで優秀賞が発表されます。各ブロックの指導講師の方から、各ブロックの優秀賞が発表されていきます。しかし、その時間は私たちにはあまりにも無情でした。どちらのチームも優秀賞獲得とはなりませんでした。

 閉会式、懇親会が終わり、全員が一つの場所に集まりましたが、全員が表現できないような感情に襲われていました。懇親会では先生は、ご自身が担当しておられたブロックの学生や、他の指導講師の先生方と話されていて、なかなか話ができませんでしたが、先生に声を掛けられた時、みんながそれまで我慢していたものがこみ上げて来ました。ただ、一つ嬉しかったことは、私たちと合同ゼミを行っている東洋大学の中澤ゼミさんが優秀賞を獲得されました。おめでとうございました。来年は、私たちが必ず優秀賞を獲得します。

 来年も参加する2年生にとっては、とても良い経験となったとなったのは間違いありません。今年の大会で不足していた部分を共有、修正して、必ず優秀賞を獲得してほしいと思います。さっそく、先生や2年生は大まかなチーム分けや、合同ゼミのお願いなど、来年度の大会に向けた準備を始めていました。tomorrow is another day 来年の大会に向けての準備は既に始まっています。(担当 市橋)