第1回ゼミ報告(3期生)

就職活動に専念するため,4月中はゼミを行っていませんでしたが,今年度一回目のゼミを行いました。

新聞報告では,岡田君が「株主優待 ESGの波」という記事について報告し,日本的慣行と言われ、賛否が別れている株主優待を寄付などの社会貢献活動に充てる企業が増加していることが発表されました.報告後,みんなでこの記事について意見を出し合いましたが,賛否の分かれる根本的な部分は解消されていない,配当でもらった方が株価形成にもプラスとなるなどの意見が出されました.

続いて,卒業論文の中間報告を行いました.今年からは6月末までに論文の途中原稿を出すことになっており,毎週2人が報告することになっています.今回は投資信託について研究している2人が発表しました.

「投信のあるべき姿と課題」についての発表では,現在問題視されている構造的な問題や、業界全体の課題、それに対して独立系運用会社がどのような対応をしているのか,また独立系運用会社にはに課題はないのか,などもっと複数の視点から課題を深めるように指導がありました.

他方,「投資信託の今日の課題と独立運用会社」についての発表では,課題の明確化や,章構成,課題に対する解決策などを再考するよう指導がありました.(担当:市橋)