11月18日のゼミ活動報告(3期生)

今回のゼミでは、まず『「欲張らない」運用着々』という記事についての発表でした。「トランプ相場」が続くが、アクティブ投資家は想定外に苦戦している一方、「欲張らない運用」が持ち味のファンドは着々と収益を上げているということです。この記事について、なぜ小さなリターンをコツコツ繰り返すファンドの成績がよいのか、また、銀行株が評価されているのかを議論しました。

次にテキストについてです。今回はテキストの最終章「証券化」についてでした。証券化とは、那BBら加野キャッシュフローを裏付けにして証券を発行する仕組みで、その歴史は1970年代に、アメリカでモーゲージ債券と呼ばれる住宅ローンから始まったそうです。日本でも不良債権問題で、銀行の貸し出しが厳しくなった90年代から、用いられるようになりました。この仕組みはかなり難しかったので、先生からREITや貸出債権の証券化のスキームを使って、証券化の仕組みを教えてもらいました。