第2回ゼミ(3期生)

 3年生の第2回ゼミでは、新聞報告と証券ゼミナール大会に向けた研究を始めたので、その1回目の中間報告をしました。

 新聞報告では、「大手金融、創薬に商機」という記事が報告され、なぜ大手金融機関が創薬ベンチャーへの投資に商機を見いだしたというものです。この記事報告を受け、なぜ銀行が直接融資をせず、投資ファンドという形をとって資金提供するのか、ということなどを議論し、その背景には創薬は高額なコストを要する一方、完成に到る確率がとても低く、赤字決算になれば不良債権としなければならず、貸倒引当金を積み増さなければならないことが背景にあるのではないかという議論をしました。

 次に流通市場の活性化チームが、預貯金に偏っている金融資産をどう投資に回すかという問いに対して、様々な施策を考えて報告しました。しかし、先生から、4年生の提案と変わり映えがしないという指摘を受けるなど、さっそく大会に向けた準備の難しさを両チームとも思い知らされることとなりました。(担当:市橋)