第11回ゼミ活動報告(3期生)

前期のゼミも残り少なくなってきました。今回の新聞学習では、“銀行の国際保有 最低に”という記事について討論しました。

この記事は地方銀行の国債保有額が減っていて、これはマイナス金利を背景に手持ちの国債を売却し当面の利益確保を行っている、という内容でした。

この記事の中で私たちが注目した点は“今、日本の国債を買っているのは海外投資家”という部分です。なぜ超低金利の日本国債をわざわざ海外投資家(主にアメリカの機関投資家)は購入するのか。アメリカの国債は金利が特に高く、日本の国債を買う必要は無いのではないか、という疑問が出ました。この疑問に対し、先生からは通貨スワップでドルを貸して、円を調達する際に利益が出ており、マイナス金利の国債を買っても利益が見込めるからだと教えてもらいました。

次に証券ゼミナール大会の中間報告です。今回は投資信託チームの発表でした。大まかなロジックはほぼ確定しましたが、課題に対する解決策や改善案の考案に苦戦しています。夏休み前のゼミの授業もあと残り2回となりました……。引き続き頑張っていきます。