7月21日のゼミは、前期最後のゼミでした。今回も新聞学習と証券ゼミナール大会の中間報告を行いました。
新聞学習では、“マイナンバー登録 顧客獲得の壁に”という記事について行いました。この記事は「貯蓄から資産形成へ」の流れが思うように進まない要因の一つとして、マイナンバー登録があるというものです。
昨年から証券口座開設の際、マイナンバーの登録が必須となりました。マイナンバーは税、社会保障、災害対策に活用される制度であり、証券口座の開設の際に、マイナンバーの登録が必要となったのは、各種の支払調書を交付するために利用されるわけです。では、なぜ、マイナンバー登録が、新規顧客の壁になるのかというと、大きく二つの理由が挙げられており、①そもそもマイナンバー自体の手続きが面倒だから、②マイナンバー提出により全ての資産を把握される、といった顧客の誤解もあるようです。証券会社にとっては、今後の新規顧客獲得への大きな問題になることは間違いないように思いました。
次に、証券ゼミナール大会の中間報告です。今回は投資信託チームの中間報告を行いました。大まかなロジックは完成しましたが、改善策の軸が定まっていないこと、改善策が不十分であることを先生から強く指摘を受けたので、指摘を受けた部分を中心に、夏休み中に改善することになりました。