3期生ゼミ報告(6月15日)

今週の4年生ゼミは、新聞報告と卒論中間報告を行いました。

新聞報告は水野さんが「確定拠出年金貯蓄より投信」という記事を取り上げ、確定拠出年金法の改正を境に運用商品に投資信託が採用される事例が増えていることを発表し、「貯蓄から資産形成へ」という文脈では、投信をデフォルト商品にすることは必要なことだと思うが、継続教育をどうするのか、今回の記事で取り上げられているのは個人版での潮流であり、加入者の多い企業版のデフォルト商品が預金のままなので、こちらを変えないと意味がないのではないかという意見が出された。

卒業論文報告では、大木君が「確定拠出年金の課題」について、石間さんが「金融リテラシー」について報告しました。大木君は日本の年金制度の現状や、確定拠出年金のメリットなどを発表しました。これに対し、日本の年金財政が厳しくなっているのは長寿化があるとの指摘や、年金の運用資産を調べた方が良いとなどの意見が出ました。

石間さんは、金融リテラシーの定義や投資の必要性などを発表しました。これに対し、投資の必要性について、可処分所得が減っていることや、終身雇用がいつまでも維持できないこともその前提として考えなければならないのではないかという意見などが出された。(担当:市橋)