ゼミ活動報告(3期生)

残すところ,4年生ゼミも今回を含めて,あと2回となりました. 新聞発表では,「年金伸び抑制 なお課題」という記事を取り上げ,年金は物価や賃金の上昇とともに支給額を増やすというのが筋であるが,現在の制度では平均余命の伸びなども考慮し,年金支給額の上昇を抑えられているという発表がされた.これについて議論し,そもそも新聞では標準世帯を例にして,若年層の年金支給額が減るとされるが,所謂標準世帯とは夫が会社員で,妻が専業主婦という世帯をモデルにしており,夫婦がともに働いている今の状況では,例え年金を減らされたとしても生活に困るほど,減らないのではないかなどの意見などが出された. 卒論報告では,金融リテラシーをテーマにした報告が行われ,主に各国の金融教育や預金率のデータなどについて,発表された.このことについて,アメリカでは金融危機をきっかけに金融教育が再構築され,その際,ジャンプスタート連合が金融教育を主導する形になったことも記述するべきであるという意見などが出された. 次回が大学生最終のゼミです.(担当:市橋)