第9回ゼミ報告

6月19日に第9回目の3年生ゼミが行われました。

まず、経種さんが6/17日経新聞の「米財政赤字、GDP比倍増という記事に関して発表しました。現在のアメリカの議会でどういう議論がされているのか、上院と下院の違いや、それぞれの政党の政策方針を先生からお話いただきました。その上で日本はどうなのか、ということも少しお話しいただきました。

次に石塚さんが6/16の日経新聞から「ギリシャ金利急上昇」の記事について取り上げました。ギリシャ政府が債務不履行に陥る警戒感が強まっている現状を話していただきました。その上で先生より、粉飾からギリシャ危機が発生したこと、ギリシャはユーロ導入時に参加条件を満たせず,加盟が認められなかったことなどを伺いました。そして今後ギリシャがどうなるのかに関しても、少しお話を伺いました。

続いて文献「ザ・地銀」の発表ですが、先週青木さんの発表が時間の関係で行えなかったため、今回は青木さんと出縄さんの2名から発表がありました。まず、青木さんが「法人営業戦略」の章を発表されました。地方銀行の業務において重要な法人営業の現状とこれからの課題を、やはり長期ビジョンをもとに考えていくべきであるとの主張がされました。その後,長期ビジョンをもとに考える上で少し関連する話として、先生より「PDS(Plan-Do-See)」の重要性についてお話がありました。

続いて出縄さんから次の章である「個人営業戦略」について発表がありました。とてもわかりやすいレジュメと発表で、短い時間のなかで地方銀行が個人営業業務において今後行わなければならない業務や、それを行うための課題などについて説明がありました。