第7回ゼミ報告

6/5の第7回目の3年生ゼミでは、いつもの新聞記事発表とテキストの輪読に加え、新聞記事の内容に対する討論が行われました。

先ず、新聞記事発表では、二ツ森さんが『財政健全化 道筋が焦点』という記事について報告しました。深見先生が仕切り役となり、財政健全化について民間議員と財務相のどちらの言い分が正しいと思うか議論し、民間議員の意見には民間出身ならではの「消費税増税前後に財政を絞め、景気を悪化させたくない」という事情があることなどを学びました。次に、古松さんが『上海株、売買が急増』という記事を報告しました。「中国での株価急騰には、中国の政策金利の引き下げと信用取引の拡大、香港との相互取引の開始といったこと等が関係している」との解説を先生から頂きました。

テキストの輪読では『ザ・地銀』の「再編・統合」の章を、八木さんがレジュメにまとめ報告しました。ゼミ初の試みとなる新聞記事報告に対する討論で時間が押していたため発表時間は短めでしたが、八木さんが上手くまとめくれたので、「地銀が再編、統合を考える際は、規模の経済やシステムの効率化のためだけでなく、強みを活かして地域をよくできるかを考えた長期ビジョンを実現する手段として、行われるべきである」とことを確認することが出来ました。