10連休後の5月初授業(5期生)

10連休も終わり5月初めての授業でした。気温の変化が激しく、体調への心配もありましたが、活発な活動を行うことができました。

前回の4月26日の授業で行った春季セミナー大会への模擬ディベートの延長として、第2回目のディベート練習が行われました。テーマは原発を再稼働すべきか否かというもので様々な意見が取り上げられました。

再稼働賛成側の意見では電気代の安さ、一度に沢山の量の電気を供給できることなど主にコスト面の意見が多く挙げられました。一方の反対側の意見としては災害への懸念や放射線に対する危険性を主に述べ、原発に代替するものとして火力発電の利点を述べているグループも見られました。

今回の討論では二者とも再生可能エネルギーのメリットやいずれは稼働をやめてエネルギーミックスをさせるべきという意見は一致しているものの、それまでの間をどうするか。どの電源が実現可能性が高いかについて各班がたくさん調べ、考えてきたと分かるような意見も多くみられました。

2・3年生合同で行うディベートは2回目でしたが2年生の発言量、調べたことに対する自分の意見がしっかり述べられていたのが良かった点だと思いました。しかしまだまだ不足する面もあり、4年生からの意見も多くいただきましたので、今後に生かしたいと思います。

最後になりますが、先生がおっしゃっていたように今回のテーマはどうしても目を背けたい、そんなテーマでした。ですがそのようなテーマだからこそ私たち一人一人が考えるべき大切なことだと改めて学ぶことができました。今後もこのことを肝に銘じゼミ活動ではなく一個人として意見を持てるようになってほしいと思いました。(担当:小山田)