本日の新聞発表は、先日世の中に激震をはしらせた「老後の資産に2000万円が必要になる」という記事でした。積立NISAなどを急いで契約する人が増えているそうです。この記事を用いて、本当に2,000万円も必要なのかを議論をしました。
ゼミ内では、これはあくまでも平均値であること、現在の日本人は年金と退職金で老後資産を形成できる人が多いため、一概に全員が投資をする必要はないんじゃないかという結論に至りました。こうした報告書を読むときは、それを裏付ける根拠を自分なりに確認することが大事だと思いました。
そして、今日は新聞発表の討論から派生して、持ち家論争を先生がしてくれたため、証券論の報告はお休みでした。日本人は若いうちに家を買って、借金をするからリスクが取れないこと、アメリカの場合はリフォームすれば価値はその分上がるが、日本ではそうではないこと、少子高齢化や空き家の増加で、不動産の購入を投資と見るならば、売却できる土地が限られてきていることなど、日本の現状などを加味した話だったのでタメになりました。(担当:菊池)