第4回ゼミ(6期生)

今週のゼミでは、前半は李君がコロナ期の銀行経営に関する新聞記事を報告しました。テーマは「銀行、苦肉の国債回帰」です。その後、みんなで都市銀行と地方銀行がなぜ国債購入を増やしているのか討論しました。そして、先生はこれまでの金融緩和政策に始まり、大手銀行と地方銀行の経営の違い、それに付随して起きる資金運用の相違を説明してくれました。

後半は、菊池さんが卒論の構成を発表しました。論文のテーマは高齢者の資産形成です。日本人は長生きリスクとそれに伴う認知症などの問題を抱えています。長生きすれば、それだけお金も必要となりますので、どのように自分の人生を終えるまで必要となる資金を準備するか、信託をベースとした方法を考えたいということでした。

新型コロナウィルス感染症の拡大が長期化し、氷河期となった就職活動ですが、6期生全員が内定をもらいました。やはり2年間、先生や先輩たちと討論し、証券ゼミナール大会で賞を取るための努力は、就活中の定番ネタになり、これまでの努力が報われました。これから7期生、8期生にもぜひ充実した大学生活を送ってもらいたいと思います。(担当:李