11月13日のゼミ活動報告です。

新聞発表ではまず八木さんが「新資本規制 二段階で」の記事を発表しました。バーゼル規制に関してⅠ~Ⅲへ変わってきたことを説明し、先生から規制強化の弊害を話していただきました。

次に柳澤さんが「遺言代用信託 初の通販商品」の記事について発表しました。まず遺言信託と遺言代用信託の商品性について説明され、通販商品でのメリットが述べられました。その後、議論を行い、高齢富裕層にどこまで通販商品の需要があるのか、といった意見が出されました。

今回のレポート発表は古松さんで、『大和総研調査季報 2015 年 夏季号』の「超高齢社会に向けた家計金融資産運用」についてまとめられました。これまでのデータをもとにシミュレーションすると、リスク資産の構成比を高めなければ金融資産の増加は難しく、若年層も今から対策が必要であるという発表がされました。その後、若い人がより金融商品による資産運用を行うには、どのような施策が必要かを話し合いました。アメリカの401(k)を見習った施策や、企業による教育をより支援すること、または義務教育や大学教育の活用などが検討されました。