第6回ゼミ(9期生)

今週のゼミも,先週と同様に新聞記事の発表とテキストの輪読を行いました。

まず、任さんが興味を持った,日経新聞の「男女の賃金差,開示を義務化」を紹介してくれました。記事の内容は,岸田首相が企業に対して,男女の賃金差の情報開示を義務付ける方針を示した,というものでした。この方針には,男女の対等な評価を通じて,人材の多様性を高め,企業の成長につなげる狙いがあるそうです。任さんの発表を受けて,先生から,「出産によって退職した女性が,同じ業種に復職することは,企業側にとっても良いことである」というご意見をいただきました。

次に、任さんと清水君が『証券論』の発表を行いました。今回から発表が2週目に入りました。発表の内容は,第4章「株式市場の成立とマーケットシステム」の「1.証券システムの誕生と発展」~「3.マーケットシステムの種類」でした。任さんは,証券取引所の歴史やアメリカの証券市場の変遷,さらに,アメリカにおける市場間競争について,説明してくれました。

清水君は,証券取引所の基本的な機能,そして,何種類も存在するマーケットシステムの説明をしてくれました。発表後,先生から,今回の範囲の中で,特に重要なアメリカの市場間競争に仕組みについて,分かりやすい図を用いて,詳しい解説をいただきました。今回,発表を行った『証券論』の内容は,私たちの班の研究テーマに絡んでいるので,さらに理解を深めていく必要があると思いました。 (担当:清水