続いて、中西くん、笠原さん、伊佐治くんの3名が『証券論』
の発表をしました。発表内容は「第8章 債権格付け」です。
債券の発行者と投資家との間には情報の非対称性があります。
その情報格差を、
債券の格付けによって解消しようというものです。
3名は日米それぞれの格付けビジネスの展開や、
格付けの方法などベースとなる話をしてくれました。
また格付けは情報の非対称性を埋めるものであるにも関わらず、
コンサルタント業務が介入していることで中立の立場にいなくなっ
ているという格付けビジネスの問題点もありました。先生からは現在の格付けビジネスの詳細や、
日本で格付けビジネスが中々発展しなかった理由について、
テキストに載っていない理由を交えながら話していただきました。私は良くない環境を改善しようと始めたビジネスが、
金銭的問題により別の問題を生んでしまっていることを知り、
改善の難しさを感じました。(担当:笠原
)