高大連携ゼミを行いました(9期生)

11月18日の授業は、栃木県立小山高等学校の皆さんとの高大連携ゼミを行いました。

ゼミの内容は、「これからの日本人に資産運用は必要か」というテーマをもとに、必要、必要でないグループのそれぞれを高校生と深見ゼミ生で混成チームを作り、ディベートを進めました。

2019年に金融審議会のワーキンググループが出した報告書をきっかけに「老後2,000万円問題」がクローズアップされていますが、これを背景に踏まえ、必要グループの人たちは銀行預金の預金金利ではほとんど資産が増えないことを示す一方、株式投資は個別株に投資するだけでなく投資信託もあることを述べ、そのメリットを利用すれば決してハイリスクにはならないことを主張しました。一方、必要ないグループは、そもそも投資をしない理由は、知識がないやお金がないためであり、お金がない人が元本保証のない投資を行い、損をしたときにたとえ少ない金額であっても、大きな痛手となることなどを主張し、活発な討論を行うことができました。

普段、先輩方に指導をしていただいている私たち二年生も、今回は高校生をサポートする立場になり、人に教えることの難しさを知りました。来年度の活動を見据えた、有意義な時間となったと思います。(担当:古川