5月26日のゼミでは、門島くんと鈴木君が卒業論文の中間報告を行いました。
門島君は、金融リテラシーとモノなしマルチについて、鈴木君は、ベンチャー企業の資金調達についてのテーマを発表しました。
門島君の発表は、近年、モノなしマルチが流行している原因として、日本人の金融リテラシーの低さや、スマートフォンの普及と関連があると仮定し、論文を書き進めていきたいとのことでした。たしかに日本人の金融リテラシーは低いとされますが、それとマルチ商法の被害の多さに相関性があるのか、しっかり調べるよう先生からアドバイスされていました。
次の鈴木君はベンチャー企業の資金調達について、VCだけに注目するのではなく、アメリカのYコンビネータのようなアクセラレーターの存在も参考に、研究を進めていくそうです。日本でも東京大学のベンチャーキャピタルなどでは、専門家による支援なども行われており、アメリカほどではないものの成功事例も見られるそうです。今後は、日本の事例と海外の事例を比較して調べる必要があるとのことでした。
今後、それぞれの研究がどのような形で仕上げられていくのかとても楽しみです。(担当:水戸)