第3回ゼミ(10期生)

10月6日のゼミでは、嶋田さん、安重君が証券論第15章の報告を行いました。

前半は安重君が、主にオルタナティブ投資の一種であるヘッジファンドについて説明をしました。中でもハイウォーターマークの説明は印象に強く残りました。ハイウォーターマーク方式は過去の最高リターンを更新した場合のみ成功報酬が発生するもので、深見先生からの補足説明もあり、ファンドの特徴である指数が負の状態でも常にプラスの収益を目指しているからこその仕組みのように感じた。ヘッジファンドと投資信託の細かな違いが完全に分かっていなかったため、指数を上回ることを目指す投資信託と、常に運用資産の増加を目指すファンドの違いなどが今回の要約ではっきりしました。

後半は嶋田さんがプライベートエクイティについて説明をしました。ベンチャーファンドの説明では、投資対象企業の選定の流れや投資形態として用いられるコミットメント方式について説明し、バイアウトファンドではベンチャーファンドと異なる点として1件あたりの投資金額が大きいことや投資期間が短いことが説明されました。

今回の要約は自分たちのチームが取り組んでいるテーマとは異なりますが、証券ゼミナール大会のテーマの一つでもあり、これまで論点整理の時間に質問を考えづらかったのですが、今回の説明を通じて、次回からの論点整理では積極的に質問を考えて発言したいと感じました(担当:横田