証券ゼミナール大会で優秀賞を獲得しました(9、10期生)

12月9日、ベルサール汐留にて開催された証券ゼミナール大会に、深見ゼミの2、3年生が出場しました。

私たちはこの大会に出場し、優秀賞の獲得を目指して4月からこれまで活動してきました。4月にテーマが発表され、各チームがそのテーマの中から自分たちが興味、関心のあるテーマを選び、次に選んだテーマに関する調査を始めました。さまざまな文献を読み、データを集めた上で、夏休みに行われる合同ゼミに向けた中間論文をまとめていきました。そして、大阪での合同ゼミで指摘された事項を再び調べ、10月末に大会提出論文を完成させて提出しました。

論文を出すと、次はその内容をプレゼンした10分間の動画作成と同じブロックの対戦相手の論文を読み、その分析が始めていきました。プレゼンはゼミで二度発表し、先輩方からのご指摘を修正した上で撮影していきます。10分間の動画とはいえ、ここで差をつけられると優秀賞を獲ることが難しくなるため、何度も何度も撮り直しをしました。こうしてできたプレゼン動画を提出し、次にプレゼン動画の原稿作成と並行して行っていた対戦相手の論文分析に重点を移していきました。論文提出から40日間でこれら二つの作業を同時に行っていかねばならないため大変忙しい日々となりましたが、みんなそれぞれが一生懸命に取り組んでいました。

こうして半年以上に亘る準備を終え、大会当日を迎えます。大会当日は各チームが提出した論文、プレゼン動画を基に、朝9時30分から夜の7時30分までその内容について討論が行われます。10時間に亘る長丁場ですので慣れない所もありましたが、しっかりと準備していたこともあって最後まで討論に参加することができました。

さて、いよいよ結果の発表が行われました。私たちのゼミは4チームが参加し、結果は、3チームが優秀賞、優秀賞を逃した1チームも敢闘賞を受賞でき、4チームともに賞を受賞することができました。私たちの努力がすばらしい結果となったことに、とても嬉しく思います。このように各チームが結果を残すことができましたのは、偏にOB、OGの皆さん、4年生、さらには証券業界だけではなく、金融業界にお勤めの方からの熱心なご指導によるものです。親身にご指導をいただき、本当にありがとうございました。

これからは、10期生が中心となり、来年の大会に向けた準備をしていきます。後輩たちも私たちと同じような経験をできるように、自分たち9期生も先輩方かたしていただいたように、後輩たちの支援に努めていきたいと思います。9期生をご指導下さった皆様には、引き続き10期生もご指導下さいますようお願いいたします。(担当:難波