6月10日のゼミ報告(3期生)

6月10日のゼミは,新聞記事報告が長引いたため,新聞記事報告のみ行いました.

新聞記事報告では「ゆうちょ銀、投信に活路」という記事について報告されました。内容は、ゆうちょ銀行は日銀の金融緩和政策をきっかけに今までの貯金頼みから脱却し、投資信託の販売に方針転換するというものです。この背景には、日銀の超過準備の一部に対して、マイナスの金利を取られるマイナス金利政策があります。ゆうちょ銀行は、貯金から投資信託を顧客を誘導し、投信販売に伴う販売手数料などを得て、安定的に収益を上げていこうという考えをしているということです。

今回は、マイナス金利の仕組みや、なぜゆうちょ銀行が投信を販売するのか、その手数料構造などを詳しく先生が解説されたため、時間がなくなったのでテキストの報告は来週に持ち越しとなりました。(担当:市橋)