第10回ゼミ(10期生)

6月21日のゼミでは、春期セミナー大会に向けた最後の論点整理を行いました。班ごとに大会本番で使用する立論シートを発表し、ゼミ生や先生から質問を受け、それに返答する形で進めました。

各班、「経営陣は海外アクティビストからの提案を受け入れるべきか否か」というテーマに対し、海外アクティビストからの提案が企業の企業価値の向上を繋がるのかというのを焦点に、立論シートを作成しました。肯定の立場では、中長期的な企業価値向上に繋がる提案が増加傾向にあること、反対の立場では、情報の非対称性によって企業に即した提案ができていないということを根拠に提案が企業価値向上に繋がるのかを議論しました。

論点整理内では、立論シートの根拠が先輩方の意見に影響されている部分が多いため、意見や考えの理解度の乏しさが現れました。そのため、返答の際に考えの軸を通しきれない場面がありました。また、自分たちの論点の守りに関しても、まだ完全とは言えないため、その強化も必要なことであると考えました。春期セミナー大会本番では、相手の主張に対して、不完全な部分について質問し、両班の論理の優劣をはっきりさせることが大切です。しかし、自分たちの主張の軸を最後まで曲げることなく議論することも大切であるため、明日に向けてもう一度自分たちの班の論点を理解することが必要だと分かりました。先生からは準備で決まると言われているので、本番を明日に控え、残された時間は少ないですが、できる限りの準備を進めていきたいです。

昨年、先輩方が成し遂げた全班優秀賞という結果に自分たちも続けられるように、明日の大会本番に全力で取り組んでいきたいです。(担当:横田