5月30日のゼミでは、安重君が卒業論文の進捗報告を行いました。
日本におけるスタートアップエコシステムの形成に向けて、政府主導の施策がされている中で、依然として資金や人材、事業面に課題が残っている点に焦点を当てていました。
そこで、既にエコシステムが形成されているアメリカの歴史を深掘りしてくれました。特に、アメリカのVCの先駆けであるARD(American Research & Development)やその後政府の介入によって設立されたSBIC(中小企業投資会社)による資金や人材面での支援を挙げて説明していました。
ただ、これらによる取り組みでは、資金不足という課題は賄いきれなかったとのことで、今後もアメリカの歴史を順に沿って調べていき、日本に応用できる取り組みを探っていくようです。(担当:西原)