7月11日ゼミ(10期生)

7月11日のゼミでは、安重君と野口君が卒業論文の進捗報告を行いました。

安重君は「アメリカのVCの歴史から考える日本初スタートアップの発展」というテーマで、今回はアメリカと日本のベンチャーキャピタル(VC)の歴史を発表しました。アメリカでは、当初出資者が限られていたものの、政府の支援などにより徐々にさまざまな投資家から出資を受けられるようになったとのことです。一方の日本は、アメリカのスキームを取り入れたものの、現在まで両国のVC投資には大きな差があると説明してくれました。両国とも似た経緯を辿っているので考察を行うのは難しいと思いますが、日本のVCがさらに発展する提案を期待したいです。

野口君は「ロボアドバイザーの今後」というテーマで、今回はアメリカでロボアドバイザーの利用が広まった理由を説明してくれました。アメリカではタッチポイントが複数あって、その利便性も高いことを指摘する一方、日本での利用が進まない背景として、認知度の低さと利用に対する抵抗感の高さがあることとを指摘していました。また、日本人がロボアドバイザーを十分に理解できておらず、そのためにプロモーションの機会を設けるべきだという意見を述べており、非常に重要なことであると思いました。

前期の発表は今回で最後でしたが、夏合宿前の提出に向けて引き続き準備を進めていきたいと思います。(担当:松本