7月15日のゼミ活動報告(1期生)

7月15日のゼミは、前期最後のゼミでした。今回は新聞記事発表を3人分行い、夏休みに行われる合宿の確認などをしました。

新聞記事発表では、先ず、古松君が「仮想通貨使い海外送金」という記事について発表しました。三菱東京UFJ銀行がビットコインの取引所として有名なコインベースと資本提携するという記事です。八木さんから、ブロックチェーンという仮想通貨に使われている技術が銀行のシステムにどの様な影響を与えると思うのかといった質問がありました。

次に、柳澤君が「イスラム信託事業参入」という記事について発表しました。オリックスのグループ会社がイスラム金融会社を買収し、「ムダラバ」というイスラム圏の信託事業に参入するという記事です。イスラム金融の市場規模が拡大しているのは、ムスリムの人口増加やイスラム国家の経済成長、オイルマネーの流入が背景にあると説明した後に、「ムスリム人口でパキスタンは2010年時点で2位であり、2030年には1位になると予想されている。それがオリックスのパキスタンに進出した理由に関係しているのでは」と述べていました。

最後は、青木君が「デリバティブに新システム導入」という記事について発表しました。日本取引所グループ内でデリバティブを専門に扱う大阪取引所のシステムが、高速取引を行っている投資家の取引拡大を狙い、高速化されるという記事です。青木君は「記事にあるように、取引所は取引手数料を収入源にしていて、システムの高速化が投資家から求められていたので、高速化の効果は期待できるのではないか」と述べていました。