2学期第3回ゼミ(12期生)

10月3日のゼミでは、木下さん、阪田さん、野本さん、小林さんが証券論第7章「債券の発行・流通市場」について発表を行いました。日本の債券発行市場、流通市場はどのような特徴を持っているのかについて、補足も付け加えながら説明してくれました。

深見先生からは戦後の日本がどうして間接金融優位の金融システムとなったのか、その一環として社債の発行が制約されたことを説明していただきました。また債券の店頭取引では各債券ディーラーが独自に価格を提示していることを知り、この場合、自分だったらどうするのだろうと考えながら説明を聞くことができました。

社債については私たちの身近にあるものではなく理解し難い部分もあるかもしれませんが、債券の流通市場、発行市場をきちんと理解する上で大事なものだと思いました。(担当:麻布