10月6日のゼミ活動は、卒業研究の途中経過報告を青木君と経種君が行いました。
青木君は、「ネット証券におけるビジネスモデル」について研究を進めています。ネット証券会社は、これまでのデイトレーダーを中心としたビジネスでは限界にきているため、競合他社との差別化が図られています。青木君は各社の決算書を比較することで収益構造の変化を分析し、最近の動向を調べています。また、米国のネット証券などを参考に、ネット証券の今後についても論じていくということでした。
経種君は、「渋沢栄一の現代における影響」を卒業論文のテーマにしています。前回の報告では、渋沢が創立した渋沢倉庫では、現在は渋沢の思想がそこまで受け継がれていないのではないかとのことでした。前回からの進展として、ではその転機はいつごろだったのかということを調査しているということでした。この調査過程で、旧勧業銀行から澁澤倉庫の社長になられた方が、社長在任中に倉庫業以外のビジネスに進出をしていることが分かり、その点に着眼して研究を進めているとのことでした。また、これまでの研究結果を少しずつ論文としてまとめだしているそうです。
卒業論文の論題提出が10月6日まででした。そのため、ゼミ終了後にみんなで卒業論文の論題を提出しに行きました。深見ゼミ所属の4年生全員が卒論を書くことを改めて決意しました。