11月17日のゼミ活動報告(1期生)

11月17日のゼミでは、卒業論文の中間発表と卒業アルバム用の写真撮影を行いました。

卒業論文の中間発表では、先ず、古松君が「取引所間競争について」というテーマの論文について、文章の全体的な流れについて説明していました。文章の章立てについて、深見先生から、書きたい結論に持っていくためには、構成を変えた方が分かりやすいのではないかといったアドバイスを頂いていました。

次に、恩田君は「地方銀行の歴史について」という自身の書いている論文の特に、なぜバブル経済期に足利銀行が都市部に貸出しを増やしたのかということに焦点を当てて報告していました。「バブル経済期には、地方銀行と比べ都市銀行の中小企業向け貸出しが増えており、その要因は、民活プロジェクトやテクノポリス構想により都市銀行の貸出しが地方に向けられたことである。その結果、資産規模で都市銀行にかなわずそのプロジェクトに貸出しが出来ない地方銀行が都市部に貸出しを向けたのではないか」と述べていました。深見先生からは、都市銀行がなぜ中小企業向けの貸出しを増やさねばならなかったのかをもっと調べると良いのではといった指摘がありました。

授業時間の最後には、毎回授業を行っている教室で卒業アルバム用の集合写真撮影をしました。