昨日、駒澤大学の卒業式が行われました。深見ゼミ1期生も全員無事に卒業しました。また、大変嬉しいことに、今年の商学科の首席をこのゼミから輩出できました。
私が駒澤大学に着任したばかりでしたので、こちらも駒大生に対して、どのようにゼミを運営しようか模索しながらの2年間でしたから、皆さんの期待に十分応えられなかった面は否定できません。
また、本来、駒澤大学の経済学部では、ゼミは2年生から始まり、3年間継続するわけですが、1期生は3年生からの2年間であったため、証券市場論の基礎的な学習をすることなく、いきなり金融に関するタイムリーな論文を輪読していきましたので、ゼミ生にとっては大変なゼミだったのかもしれません。
そして、月に1度、通常のゼミを終えた後に、様々な業種で働く方をゲストスピーカーに招いて行うサブゼミも、1期生を実験台にして行いましたが、今ではこのゼミの特徴の一つになっていきました。そういう意味では、1期生でいろいろなことを実験しながら、このゼミの形を作っていっていたように思います。
1期生は普段はどこにでもいる現代っ子でしたが、困っているゼミ生がいれば常に寄り添い、10時近くまで就職活動の相談に乗っていたことや、陰でこっそり他のゼミ生を助けていたり、現代っ子にもこういう一面があるのかと思わせられました。
これから駒澤大学を旅立ち、それぞれがそれぞれの舞台に立つわけですが、自分で限界を決めず、何事も最後までやり抜くことを忘れず、それぞれの舞台で活躍して下さい。皆さんの大活躍を念じます。