今回のゼミは、4年生になって初めてのゼミであった。4年生は就職活動中であるので、なかなか全員が参加することは難しいが、昨年年度と同様に新聞記事の報告と卒業研究の中間発表が行われた。
新聞記事の報告は「フィンテック対応出遅れ」という記事で、海外よりも日本はフィンテック関連事業に遅れをとっているというものであり、また国内と海外のフィンテックの方向性の違いも述べられていた。これに対して様々な意見があげられた。
・日本でフィンテックが広まりにくい背景には、リーマンショックにより米国や欧州では銀行を通じた金融仲介機関への信用不全が、日本では起きていないためではないか。
・日本はそもそも現金主義であるため、目に見えない取引はあまり好まない。
私自身は、日本にフィンテックが根付くためには、イギリス同様、政府が主体的にもっと取り組むべきだと思った。
次に卒業論文の概要発表をしました。今回は、吉原君と深田君が行った。まず、吉原君が「IFAが今後、日本ではどのように活用されるであろうか?」について発表し、次に深田君が、「カジノ導入による日本経済への示唆」について発表したが、深田君はテーマを「日本にフィンテックを広めるビジネスモデルについて」へと変更することになった。
先にも述べたが、私たち4年生は就職活動中ということもあるので、卒業研究との両立は少し厳しいかもしれないが、気を引き締めて活動していきたい。(担当:深田)