第4回ゼミ(3期生)

5月12日のゼミでは、新聞報告とゼミナール大会に向けた中間発表を行いました。

新聞報告では大木君が、「投信不信 迷うマネー」という記事について、金融庁が批判した毎月分配型の投信の販売を自粛する動きが広がり、最大の売れ筋商品だった毎月分配型の販売が減少したことや、6000本もの投信が乱立し選ぶことが容易ではなくなっていることなどが原因で、14年振りに資金が流出したことを報告されました。これを受けて、先生から「なぜ毎月分配型の商品が売れるのか?」というテーマが与えられ、これについて議論しました。これは、高齢者の年金の足しになっているという意見が出され、次に、「なぜ高齢世代を狙った商品が作られるのか」というテーマが当与えられ、ゼミ生がいろいろな意見を出し、労働世代は住宅ローンや教育費を払わねばならないため、資産が乏しいのに対し、老齢世代は退職金というまとまった資産があるためという結論に至った。加えて、次の世代の資産形成に投資信託を役立てるには、どういう商品を作るべきかというテーマについても議論しました。

次に、今回の中間報告は、証券市場の活性化のチームが、流通市場が活性化策について報告され、なぜそのような結論が導き出せるのかなど、先生からの質問に答えていました。(担当:市橋)