第16回ゼミ(11期生)
今回は新聞発表とディベートを行いました。新聞発表では市川くんが中国不動産に関する記事を取り上げました。中国政府が不動産融資の支援策を強化し、年内に融資枠を倍増させる方針を示したという内容でした。先生からは以前は投機対象となっていた不動産がなぜ問題になっているのか、中国のこれまでの土地所有システムから説明していただきました。
ディベートは「救急車を使う時に有料にするべきか否か」という議題で行いました。2年生が主体となって行うディベートは初めてで緊張しましたが、1人ひとりが主体的に取り組むための良い機会になりました。課題は両チームとも主張に対するデータや根拠が薄く、自分たちの立場を明確にすることができていなかったことです。それは情報収集等の事前準備で改善できるので次回のディベートに繋げていきたいです。また、相手が提示してくるデータに疑問を持ち、自分たちの主張を明確にするための核心を突く質問をして相手の主張を潰していくというディベートで重要なことも再確認できました。
今回のディベートでは自分の言葉で伝えるのに相手に伝わらないことが多々ありました。12月の大会、来年の活動に向けて簡潔に分かりやすく相手に自分の主張を伝える力が大切です。そのためには上級生との活動の中で積極的に意見を出すことでその力が養っていけると感じました。(担当:増田)