ゼミ紹介

img_zemi01

 金融とは資金余剰主体から資金不足主体に、効率的、円滑に資金の融通を行うためにあるものです。その資金融通の仕組みには二つあり、一つは銀行を介した間接金融です。他方、もう一つは市場を通じて資金配分をする直接金融です。このゼミがテーマとする証券市場は、直接金融、つまり投資家が応援したいと思う会社に、直接お金を提供するための市場です。ですから、企業にとっては資金調達の場として、また投資家にとっては資金運用の場として活用されています。このゼミでは、証券市場を研究対象に取り上げて学修していきます。

 さて、このゼミでの指導は、2年生ではテキストを用いて証券市場の基礎知識を学びます。そして、3年生では2年生のときに学んだ知識を用いて、証券ゼミナール大会に出場します。そして、4年生で卒業論文を書きます。また、このゼミは大学内だけで学修するのではなく、他大学のゼミとの合同ゼミや、必要に応じて証券取引所や証券会社、投資信託委託会社などへの見学、ヒアリングなども行います。このように、このゼミはテキストやフィールドワークなどを通じて証券市場に関する知識をつけ、それを活かして論文を書き、さらに討論を通じて知識の定着を図っていくことを目指しています。

 加えて、このゼミの特徴として、さまざまな会社の方をゲストスピーカーに招いて講演をしていただサブゼミを、毎月1回程度行っています。このサブゼミでは、金融業界のみならず、メーカーや流通、マーケティング会社、ベンチャー企業、NPO、公務員など、ゼミ生の希望を聞きながら、ゲストの方に来て頂いています。

 このようにこのゼミは、学外での大会などに参加しますので、勉強は一生懸命して頂かねばなりません。そこで、このゼミは、「厳しく、明るく、根気よく」をモットーにしています。このゼミでは、証券ゼミナール大会や他大学との合同ゼミなどを行いますので、一定レベルの論文を書くために、ゼミの時間は厳しく指導します。しかし、勉強だけがゼミではありません。JOYも必要です。ですので、ゼミ生が明るく、楽しく、親睦を深める機会も設けています。例年、BBQやゼミ合宿、忘年会、謝恩会、さらには経済学部のソフトボール大会にも参加しています。ただ、このゼミはグループワークが活動の基礎となるため、嘘をつかず、言い訳をせず、最後まであきらめずにグループワークに参加してもらわねばなりません。このゼミに入りたいと思った人は、このゼミの運営方針が「厳しく、明るく、根気よく」であることは注意して下さい。

 このゼミの具体的な進め方は、毎回のゼミを二つのパートに分けて行います。一つはゼミ生が、毎日「日本経済新聞」を読み、興味関心のあった記事をスクラップし、その中から一週間の間に最も興味関心があった記事を報告し、今、現実に起きている問題について、他のゼミ生と考察します。他方で、テキストの輪読、グループワークの中間報告などにより、証券市場、金融機関に関する理論的な考察を行っています。こうした二つの側面からのアプローチを通じて、現実に証券市場で起きている問題を論理的に考えていきたいと思います。

img_zemi02
img_zemi03