第5回ゼミ(8期生)

5月21日のゼミでは、まず大澤君が日経新聞の報告を行いました。内容は、「日米欧の各業種におけるトップ企業の寡占状態」についてでした。昨今、リーダー企業がM&Aを繰り返し、新しい芽を摘んでしまうため、技術革新などが起こりづらくなっていることを報告されました。また、GAFAを事例にこうした寡占が世界規模で起きていることを、先生が説明してくれました。

次に、テキスト『証券論』の第3章の発表が行われました。今回は今泉さん、新谷君、山岸君が行いました。報告内容は、株式会社の発展の歴史、株式発行市場の概要、株式公開のベネフィットとコスト、公開価格の決定方法、増資の方法、株式分割、わが国におけるエクイティファイナンスなどでした。

発表の補足として先生から、公開価格が低めに設定されている理由、ブックビルディング方式において引受会社の権限が大きい理由、第三者割当の目的、などを噛み砕いて教えていただきました。(担当:田丸