第10回ゼミ(8期生)

6月24日のゼミでは、証券ゼミナール大会に提出する論文の論点の現状・課題について発表・質疑応答を行いました。

今回からは2班ずつの発表にし、一つの班に多くの時間を割いて皆で考えるような形としました。水戸班が、第一テーマ「日本におけるベンチャーファイナンスのあり方」の論点2と3を、矢野班が、第三テーマ「国内証券市場の活性化」の論点1と5について発表しました。

まず、矢野班は証券市場の活性化とはどういう状態を指すのかを定義づけるにあたり、テーマを十分理解できていないことが指摘されました。一つ一つ課題を近視眼的に考えていくのではなく、広い視野で自分たちの目的は何かを考え、そこから個々の課題を目的を達成するには何が必要かといった視点で、問題について考えていく必要があるとの指摘を受けました。

また、課題を解決するための提案は、一つ一つの課題へのアプローチのみを考えるのではなく、大きな課題を常に意識しながら、個々の課題を考える必要があるとの指摘もいただきました。物事を多角的に捉えて考えられるよう、注意して取り組んでいきたいと思います。(担当:今泉