10月14日の授業では、証券ゼミナール大会に向けて、論点内容の整理、提案をワードにまとめて事前に配布し、授業内で主な提案についての質疑応答を行いました。
論文提出まで2週間しかないにも関わらず、提案の意図が分からなかったり、論文自体にストーリー性がなかったりと、様々な課題が挙げられました。その中で、私たちの班は上記で挙げたことに加えて、思い込みで提案していたものがあり、論拠をきちんと提示する必要があると考えました。論文提出まで、残りの時間は少ないですが、今まで調べてきたことを再度整理し、ブラッシュアップしていきたいと思います。
また、今週はサブゼミを行い、セブン&アイ・ホールディングスの阪上かおるさんのお話を伺いしました。阪上さんのお話は、セブン&アイ・ホールディングスの歴史や業務内容に加えて、ある商品の開発を事例にどういった発想から新たな商品が作られるのか、また私たちから見ればマイナーチェンジであっても、それをするために食品工場やパッケージメーカーなども含めた関係者との調整が行われ、世の中に新たな商品が送り出されていることが理解できました。そして、現在経営企画部門で新規事業関係のお仕事をされておられますが、直接的にご自身がそれを考えられるのではなく、ご自身がシリコンバレーへ研修に行かれて感じられた日本企業にはないアメリカ企業の長所を社内に導入し、社内のいろんな部署から新たな事業の提案が行われた方がセブン&アイの力がさらに高まると考えられ、社員のマインドセットを変えるための人材育成に携わっておられるとのお話でした。新規事業部門のお仕事というとその部署の人が新たな事業を考えているんだと漠然と思っていましたが、それだけではなくいろんな視点から新たな事業を考えてもらうことも新規事業部門の仕事になることを知りました。今回のお話は自分自身の就職活動をする上でも大変勉強になるものでした。お忙しいにもかかわらず、私たちのためにお時間を頂戴してありがとうございました。(担当:門島)