第4回ゼミ(10期生)

10月13日のゼミでは、石田君、市川君が証券論第16章の報告を行いました。

内容は証券化についてでした。証券化は、たくさんのキャッシュフローを生み出す資産や債権を纏め上げて、それを裏付けとした証券を発行して、市場で取引できるようにするプロセスであり、これを用いることで「契約時に有価証券同様に流動性が付与される」「債務不履行のリスク移転が容易」「流動市場が存在するため投資家も投資しやすい」といったメリットがあることが分かりました。

また、モーゲージ債券は金融危機の際に様々な問題点が浮き彫りになりました。特に、格付け機関を巡る問題点は重要な問題を突きつけたと思いました。この章の発表により、『証券論』の内容が一通り終わりました。まだ理解が深まっていない部分が多くあり、3年生になると、下級生に教えなければならない立場にもなるので、復習をして理解を深めていきたいです。(担当:鈴木