第2回ゼミ(11期生)
4月19日の授業では、始めに野口君が新聞の中から気になる記事を報告しました。野口君の説明に加え、深見先生も補足説明をされ、新たな知識を得ることが出来ました。
次に、 証券論の輪読では、第1章「狭義の金融市場としての証券市場」の内容を学習しました。
担当した2年生の2人は、始めての発表だったため、緊張はしていたものの、細かいところまで調べており、とてもわかりやすい発表でした。今回の授業の内容で最も注目するべき点は黒字主体から富を移転させる上でいくつか重要な障害が存在することです。
第1の障害である「情報の非対称性」。第2の障害である「リスク選好」。第3の障害である「流動性選好」。これらの障害を解決するために間接金融や直接金融があり、それぞれの仕組みではこれら三つの障害をどのように除去、軽減しているかを学び、これらが2章以降の内容に関わっていくことが分かりました。
2年生は本格的なゼミ活動が始まりました。これから始まる春季セミナー大会に向けてより一層気を引き締めて、ゼミ活動に臨みたいと思います。 (担当:阿久津
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