4年生の初回ゼミでは、難波君と古川さんが卒業論文の中間報告を発表し、全体で意見を共有しました。
難波君は「日本の株主持ち合いが企業に与える影響」をテーマにし、日本の株式持ち合いの歴史について発表しました。先生からはこの問題は主にコーポレートガバナンスの観点で論じられるため、この観点から持ち合いが企業にどのような影響を与えるかを考えるべきだと指摘されました。
古川さんは「年齢別金融教育と投資活動」をテーマにし、日本と海外との金融知識の定着率の比較や、日本人の投資について発表しました。先生からは日本と海外での投資環境やIFAによる投資に関するアドバイスの利用率の違いなど、海外では投資が盛んに行われる理由について指摘され、金融教育と投資の間の相関関係を見つけることは難しいのではと述べられました。
ゼミ生がそれぞれ異なるテーマで研究を進めるため、貪欲に知識を蓄えて意見を共有できたらと思います。(担当:梅原)